マスネ作の美しい名曲を4回に分けて学ぶ最終回です。 中間部の最後、幻想的になってテーマが戻る所から見てみましょう。 テーマが戻る時2回目は最初に比べて少しあっさりした表現で思い出す様に。 新しいバスの進行に導かれ新しい和音がコーダを予感させます。 波を作り火山が噴火する様に盛り上げて。強弱よりタイミングで表します。 4段目のfの次はdim。引っ張ってクライマックスはmfで1回目と差をつけて。 左オクターブは5指より1指を強く。最後はバイオリンの高音をイメージして。 和音は緊張感と開放感を感じながら。右手は最後までよく歌ってビブラート風。 明暗を繰り返す独特の和声進行は印象に残る最後は音楽的にも重要な部分です。 crescとdimを繰り返し濁らないようにペダルを使いながら終わりに近づいて。 明るさから最後の和音はダークな響きへ。右手は6度の開いた音程が美しいです。 3連符は段々穏やかに、全体を通して小さくなって行きます。 弦楽器をお手本に美しく歌って伸びやかに表現しましょう。
続きを見る »
ムジカ・フマーナ オンラインスクール