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#228 バッハ 前奏曲 no.9 (1)

今月はバッハ平均律のプレリュードを2曲学びます。今回は9番前半です。 3度で上がる主題はクレッシェンド感じ、バスも同じように従って。 クレッシェンド、デクレッシェンドはプラスとマイナスで感じます。 この曲の明るい音は下から上に立ち上がるタッチで表しましょう。 逆に手首を下げて弾くと落ち着いた真面目なトーンになります。 フレーズがクレッシェンドに向かう時は手首を上げるように。 旋律が下がる時のレガートは下にスライド、手前にひっぱって。 右手のため息のモチーフも同じように2音を一度引っ張る動きの中で。 指で歌う事も大切です。右は歌に慣れていますが左手のバスも旋律的に。 片手で練習して音と音の間を歌う気持ちで伸ばします。 左にテノールの声部が出る部分はバスとのポリフォニーを聴いて。 長い音は特に歌って豊かな響きをキープしながら2声の行方を追って。 両声部を別々に弾いたり、実際声に出して歌ってみたりと旋律的に。 和音は時にはフランス語で壊す、ばらすという意味のスティルブリゼで。 バロックではスタッカートなどアーティキュレーションは弾き手次第。 1p目後半で短調が聴こえて音楽が濃くなりがちな場所はスタッカートで。 スタッカートを使うと明るい印象に。2p目の主題の表現の変化にも。 クレッシェンドの表示は音楽の減衰防止のために表示しています。 調は今どの調にいるか意識する為に念のため書き込みます。 トリルはドレドが弾きやすいですがバロックは普通レドレドと上から。 静止して上から弾くと硬いので左手から出る身体の動きの流れで。 4小節の装飾はドレミレミレミレミレ〜と下から引っ掛けて長めに。 左手クレッシェンドで入り長い音はよく歌って存在感を意識します。 強弱はプラスマイナスで急なアクセントがつかないように注意して。 フレーズ最後でゆっくりになったら次はテンポを戻して。 ドラマティックな音は感情を表すよりよく和声の緊張感を聴いて。 ペダルは浅く踏み、離す方に意識を持って。ペダルなしの練習も良いです。

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#227 チャイコフスキー「四季」より1月 (4)

チャイコフスキーの四季「1月」の最終回は最後まで見て行きます。 5ページは第1-2回の復習で、6ページ2段目〜の新しい部分を見ます。 2段目から波を作り3小節目が山。右のフレーズを左が追いかけます。 右ラのフォルテのオクターブと左のカノンは絶妙なバランスで。 和音がどの音が加わることによりどの瞬間で変化するか良く聞きます。 チャイコフスキーのマジックを感じてファソラーミは毎回音量減らして。 曲のコーダ部分の仕上げこだわりましょう。 弦楽器やホルン、オーケストラの楽器の音色を意識して表情豊かに。 ある声部や特定の音を出したりしながら色々なバランスを試します。 テンポも自由に感じブレーキかけたりritにすると同時に拍感も大切に。 アルペジオ部分はルバートする前に一度8分音符のリズムで感じてから。 ペダルも後から加えますが、3拍目で上げてラだけ残るペダリングで。 最後の3つの音は「月の光」の様な光る音色を下から上の奏法で出して。 ritで3つ目は長めに自然に。ペダルをゆっくりupして最後の一音が消えるまで雰囲気をキープして音楽を作ることを意識しましょう。

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  • #228 バッハ 前奏曲 no.9 (1)

    今月はバッハ平均律のプレリュードを2曲学びます。今回は9番前半です。 3度で上がる主題はクレッシェンド感じ、バスも同じように従って。 クレッシェンド、デクレッシェンドはプラスとマイナスで感じます。 この曲の明るい音は下から上に立ち上がるタッチで表しましょう。 逆に手首を下げて弾くと落ち着いた真面目なトーンになります。 フレーズがクレッシェンドに向かう時は手首を上げるように。 旋律が下がる時のレガートは下にスライド、手前にひっぱって。 右手のため息のモチーフも同じように2音を一度引っ張る動きの中で。 指で歌う事も大切です。右は歌に慣れていますが左手のバスも旋律的に。 片手で練習して音と音の間を歌う気持ちで伸ばします。 左にテノールの声部が出る部分はバスとのポリフォニーを聴いて。 長い音は特に歌って豊かな響きをキープしながら2声の行方を追って。 両声部を別々に弾いたり、実際声に出して歌ってみたりと旋律的に。 和音は時にはフランス語で壊す、ばらすという意味のスティルブリゼで。 バロックではスタッカートなどアーティキュレーションは弾き手次第。 1p目後半で短調が聴こえて音楽が濃くなりがちな場所はスタッカートで。 スタッカートを使うと明るい印象に。2p目の主題の表現の変化にも。 クレッシェンドの表示は音楽の減衰防止のために表示しています。 調は今どの調にいるか意識する為に念のため書き込みます。 トリルはドレドが弾きやすいですがバロックは普通レドレドと上から。 静止して上から弾くと硬いので左手から出る身体の動きの流れで。 4小節の装飾はドレミレミレミレミレ〜と下から引っ掛けて長めに。 左手クレッシェンドで入り長い音はよく歌って存在感を意識します。 強弱はプラスマイナスで急なアクセントがつかないように注意して。 フレーズ最後でゆっくりになったら次はテンポを戻して。 ドラマティックな音は感情を表すよりよく和声の緊張感を聴いて。 ペダルは浅く踏み、離す方に意識を持って。ペダルなしの練習も良いです。

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  • #227 チャイコフスキー「四季」より1月 (4)

  • #226 チャイコフスキー「四季」より1月 (3)

  • #225 チャイコフスキー「四季」より1月 (2)

  • #224 チャイコフスキー「四季」より1月