今月はスペインの香りたっぷりのアルベニスの作品を見て行きます。 響きの作り方、歌い方、ルバートのリズムをスペインらしく表現します。 「スペイン組曲」はそれぞれの地方の独特の舞踊やリズムが描かれています。 1曲目のグラナダはセレナーデ。窓辺でギターを鳴らし愛を告白する情景です。 冒頭のギターのイメージのアルペジオは手首を柔らかく自由に。 左手のメロディーもルバートで民族的な特徴のリズムを理解します。 レミレドはバスのファと同時に弾くよりも少しずらして。 第一音目は左手ファドラファを脱力して楽に。合わせるより感覚的に。 繰り返し弾いて音楽を掴むのが大切せす。リピートは2回目p-ppで。 強調する音を探しながらセレナーデ風を味わいます。 ペダルも細かく踏み替えて濁らない様に。まずゆっくり→流れを意識。 頭で理解するより身体で自由なリズムを感じながら2段を繰り返します。 スペインの香りを表す事、ルバートを感じる事と歌う事に集中しましょう。
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