プレリュードの最後、フーガの始まる所まで見て行きます。 ffのクライマックスから冒頭の宗教的な雰囲気に戻ります。 響きを聴いて不要な音は削る方向で考えましょう。 大切なのは雰囲気を掴み、強弱を控えて祈りを意識する事。 リズムをカウントせずに自由かつ自然なタイミングが大事。 オクターブバスは2音を1つで、右は重さを乗せて1つづつ。 小節ごとに少しブレスを入れ、強弱はff >f >mfと減らして。 左のボリュームだけdimして右旋律が段々浮き上がる様に。 前の段のインパクトが強いのでその後の表現はシンプルに。 テーマが平凡にならない様タイミングでマジックを作って。 強調する音を考えて長めに、ppの中で少しだけ音を出して。 音の出しすぎやcrescし過ぎない様に大切にテヌート感じて。 旋律はオクターブの上の音を引き立てる為下1指は減らして。 上の音は光る美しい音をイメージしましょう。 エンディングは技術的に楽だからと軽視せずにppで繊細に。 最後のritは自分に取って最高のタイミングを追求します。 始めにも出てきたヘミオラは拍子のアクセントが変わります。 3拍×2が2拍×3になりフレーズ感が変化するのを意識して。 最後は2回繰り返される内声のフレーズを聴きレガートで。 テンポは2段目終りからrit、一度元のテンポに戻し再度rit。 ritが長過ぎて遅くなり過ぎないようにしましょう。 ゆっくりフェルマータで終り、フーガに入ります。 フランクの作品数は少ないですがどの曲も素晴らしいです。 宗教的な香り、独特の雰囲気を堪能しながら弾きましょう。
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