#293 ムソルグスキー 「涙」2

今回は悲しい雰囲気が明るく変わる中間部を見て行きます。 前半と比べて明るく、コントラストを作るのが大切になります。 左手の伴奏は5度が分散され農民の踊りのような民族的な香り。 左の1指を出し、右旋律はタッチを変えて明るい音を作って。 指で「鍵盤から立ち上がる」upの動きで。指に勢いをつけます。 両手で1音づつノンレガートでこのタッチを練習しましょう。 タッチはそのままで段々テンポとレガート感を増して行きます。 音量も始めはf、慣れてきたらp〜p pに徐々に減らしましょう。 最後は強弱やアーティキュレーション、表現を変化させて楽しく。 この部分のテンポは前半のアンダンテと比較して求めます。 大きなコントラストを作りたい場合は前半は少し重たいテンポ。 少しだけ変化させたい場合は前半は先へ進むアンダンテで。 この曲のテンポや弾き方はある程度自由に考えるのが大切です。 コーダはラルゴでゆったり。ムソルグスキーの素敵な小品を弾いてみて下さい。

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#292 ムソルグスキー 「涙」1

ムソルグスキーのとても悲しい切ない曲を見て行きます。 右手の歌う旋律と左手のダークな伴奏のバランスを学びます。 中間部はガラリと変わり明るい雰囲気のコントラスト。 イントロのラルゴはゆっくり,アンダンテの主題は先に進んで。 冒頭の2分音符はきちんと8分音符で刻んでカウントします。 クレッシェンド感じて2小節に向かって膨らませます。 強弱はdownのタッチからだんだん重さを軽くしてdimに。 中世によく使われ後に禁則になった連続5度は懐かしい音。 右旋律は重いdownのタッチ。ラミ♭レドは4213または5321。 左手もdownでペダルは1拍目に。踏みかえるとクリアな響き。 バスを残したければハーフペダルで踏みかえてみましょう。 明るい音で段々dimで。音楽は音程と共に上がり下がりします。 連打は叩かずいつも旋律的に、指は4-3など変えてもOKです。 独特な香りを持つ5度をよく聴いて。テーマに戻る前は呼吸。 2段目、4段目のクレッシェンドは滑らかにレガートで歌って。 ルバートや溜めたり細かいタイミングを使って表現が可能です。 遅いテンポだと悲しさのトーンが増しますがアンダンテを意識。 2つの異なるテンポによって雰囲気が変わることに気づきましょう。

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#291 メリカント「歌」2

前回に引き続きメリカントの「歌」を学びましょう。 先週はクレッシェンドから大きなfで終わりました。 すぐ後フランス6度の和音へ移行し美しい旋律が現れます。 このオクターブのメロディーを何度も弾いて覚えましょう。 1指または5指だけで横の動きを大切に旋律をレガートに。 次は腕の重みを少し乗せてオクターブで歌うように。 右手の中の伴奏は内側の指で軽く旋律と異なるタッチで。 左手練習は旋律をイメージしてバスは所々テヌート気味に。 フレーズとフレーズの間で呼吸をすると弾き易くなります。 左右がぶつかる時は優先する音を考えて調整します。 fは重さを乗せてdimでは重さを段々減らし強弱を表して。 不思議な和音ファ♯ソ♯シ♯レはフランス6度和音。 この2×長3度で全音音階の音から成る和音の響きを覚えて。 増6度、増4度の緊張感が解決する瞬間を聴きましょう。 最後のフレーズは2小節目がf、前半は明るく後半深く。 トーンが変わる場所の前では呼吸を忘れずに。 fとpのフレーズの差を強弱に頼らず雰囲気でも表します。 エンディングはritから一度テンポを戻して重くならずに。 最後は大きなrit。是非他のメリカントの曲も弾いてみて下さい。

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#290 メリカント「歌」1

前回に引き続きメリカントの作品を学びましょう。 右はオクターブの旋律の間に小さく3度の伴奏が入ります。 音量のバランスに気をつけて弾きましょう。 フレーズとフレーズの間の呼吸が大事です。 練習はまずオクターブを弾かずにメロディーを旋律的に。 歌ってもよく、pでなるべく覚えて行く方向で。 オクターブは上から下downの重いタッチになり易く注意。 次の練習は1指、又は5指のみで旋律を弾いてみましょう。 この後オクターブ練習は横の動きを意識して。 最後には重さを乗せてペダルを入れてみましょう。 3度の伴奏は軽く引っ張ってスタッカートで。 右手の中で伴奏と脱力したオクターブ2つの動きに集中して。 左で右オクターブの低い方を取るところがあってもよいです。 始めから旋律は良く歌い伴奏はpp、呼吸大切に遅くならずに。 3小節目は溜めますが、逆にその前は少し前へ進むテンポで。 その先は音色を変化させます。 cresc.はテンポをコントロールしてゆっくり重いタッチで。 ループを繰り返しアイディアを試し段々改善して行きます。 7小節目は少し待つときれいです。 何故かあまり知られていない「歌」を弾いてみましょう。

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