#301 ショパン「夜想曲」第14番 (2)
今回は4拍子から3拍子に変わる中間部を見て行きます。 Piu lento とテンポもゆっくりになります。 ショパンの弟子によるレッスンの描写が残っています。 最初2音の厳しい命令に対し慈悲を乞うようなフレーズ。 厳しさ対優しさ、又は光対影のようなコントラストで。 これがショパン先生の求めたこの部分のイメージです。 ペダルを踏まずに3拍子のリズムを確かめて。 バス音を少し残し和音の響きも聴きながら。 流れのある4拍子に対して3拍子は少し重めにdown。 音の裏にある雰囲気やイメージを大切にしましょう。 左手のフレーズも右手でサポートすると簡単です。 5つの音、12345に言葉をつけて1つ目を長めに。 身体でリズミカルに感じることが大切です。 少しバスが残るようにペダル踏み替えと指を残して。 テンポが遅くなり重過ぎないよう流れも意識して。 練習ではペダルを踏まずに下から上のタッチで勢いよく。 ドソドからレミに移動する箇所はよく片手で練習して。 符点はポロネーズやマズルカ=ショパンのリズムを意識。 アルペジオはバスから、ソプラノのシラ、ラソを出して。 6連符は1音目を左で、5音を右で取ると弾き易いです。 この様に中音部は左右を柔軟に考えましょう。 3拍子が2拍子に変わるヘミオラを理解してアクセント。 ポーランド民謡のリズムをstrettoで加速してritします。 複雑ですがこのパターンがショパンらしさを表します。 弾む様な2拍子は身体でつかんで3拍子で落ち着きます。
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奏法 ブルグミュラー「25番の練習曲」No.8a
#300 ショパン「夜想曲」第14番 (1)
この曲は2小節のイントロから始まります。 テンポを自由に前奏らしい強い表現で印象づけましょう。 縦を意識して4拍子で重さを乗せて。 その後のテーマは対照的に流れを意識して優しくp-pp。 1小節を2拍子で取ると自然で流れが良くなります。 更に4拍の強弱を大-小-中-小と感じましょう。 7小節からの2小節はこの4拍をcrescで表します。 これが繰り返され音楽が静と動の組合せで進みます。 左右のバランスは左は小さく手首を軽く回し脱力して。 左は動きがあるので軽く、出しすぎに注意します。 バスは長めに押さえ次の3つの音を無駄のない回転で。 右は少し強めのレガートで強弱よりバランスを意識。 左はスタッカートのように軽いタッチを練習して。 動の部分の7小節からは左が盛り上がって行きます。 特に4音の最後の2音を強調しましょう。 3小節目に戻って1拍目はルバートで大切に弾きます。 右手は旋律を自由によく歌って半音を聞かせて 15小節〜の左手は広いので回してcrescして行きます。 美しい和声を愉しむのを忘れずに。 16小節目は4拍目に当たるd♯に向かってcresc. 次もf♯に向かって同じように→fで続行します。 2pの1段目は前のクライマックスからfをキープして。 次フレーズはpで対照的に弾く別解釈もあります。 最後の左手は右でサポートすると容易にfが保てます。 纏めると、イントロは自由で和音大切にゆっくり。 本編は流れを大切に左の和声聴きながら旋律を歌って。 左は一音だけ変わる事で齎される微妙な変化に気づきましょう。
続きを見る »9-2 バッハ 「インヴェンション」 2026-08-01
#299 ハチャトゥリアン「小さな歌」
シンプルでも歌い方やリズム等多くを学べる曲です。 左伴奏は重さを乗せて音をしっかり出し、右も同様に。 4拍をノンレガートで感じてリズミカルに弾きます。 右は不安定にならずに同じ重さを乗せてシンプルに弾いて。 重さをコントロールしてpやクレッシェンドを表します。 左右の手が重なる所は左手のポジション高く調整します。 付点のリズムは乗って右手の装飾音1つ目の音を拍に合わせて。 最後の段の旋律はfで太く歌って、終わりはpです。 最初イントロを何度も繰り返してリズムを掴みましょう。 タッチやレガートを意識して練習します。 レガートはdownで音を残しながら弾きましょう。 ノンレガートとの奏法の違いを感じて。 左はしっかり弾きながら左右のバランスをよく聴いて。 ホールでの残響を考えて小さい子はペダルなしでOKです。 フレーズを感じれば自然に緩急のタイミングが判ります。 慣れたら少しペダルを入れて響きを作りながら弾いてみましょう。
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