バッハの美しいコラールをピアニスト、ケンプがピアノ用に編曲した作品です。 コラールは元は歌や楽器から成るひとつの音楽のジャンルですが、バッハはこれをオルガンのために手直ししました。原曲の歌詞から雰囲気を掴んで下さい。 オルガンの響きをイメージして弾けると良いです。メロディーは歌って、バスを響かせ、内声のハーモニーは小さく、3声を良いバランスで弾くことが大切です。 テンポはゆっくり、ソプラノは歌ってバスはオルガンの響きをイメージします。 3声のバランスを変えながら止まらずループ練習でちょうど良い響きを求めます。 右手は旋律を弾く外側の指は勢いよく、ハーモニーを受け持つ内側は柔らかく。 2声を異なるタッチで弾き分けます。内声の旋律が聴こえたら意識して歌います。 cresc.-dec.も効果的に表します。フレーズ2回目はエコーの様にpで悲しく。 トリルも丁寧にdec.します。小さいトリルは内声の旋律とタイミングずらして。 バスはオルガンの響きを出す為に時にはオクターブ下で弾くことも可能です。 強弱やバランス、タイミングを自由に表現しながら、神様に呼びかける、または祈る気持ちを持って宗教的な香りの豊かな音楽に仕上げましょう。
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