即興曲90-3を学ぶ3回目です。前回に引き続き今回は3-4ページを見て行きます。 前回の美しい部分から一転して激しいfの短調に変わり→またppに戻る所です。 fでは濁らないように細かくペダルを離し、高音部を響かせる時は長めに使います。 前回学んだ2音を繋いでひとつに感じる「ため息」音型の表現に意識を向けます。 ペダルは特に2度音程の部分は細かく踏み替えて濁らないように気をつけましょう。 fになっても右手の伴奏部は出過ぎしず、テンポは柔軟に押し引きしてルバートで。 30-31小節はレガートできる指使いで。31小節はナポリの6度F♭の和音を味わって。 引きずらずにすぐにテンポを戻し、36/38小節のバス(和音)は違いを聴きわけます。 39小節は旋律をレガートできる指使いで。その後のペダルは踏替えを工夫します。 48小節の転調のポイントは美しく特別な雰囲気を作りましょう。
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