金曜日, 2022/12/02 11:06

レッスンビデオ

#106 ショパン ノクターン第15番 ①

最初のドの音はペダルを用いて印象的に鳴らし長さを保ちます。 左手は辛そうに人が歩いている様子を、右手は気持ちを表すように。 左手20-30%、右手80-70%の音量バランスで立体感を作りましょう。 ペダルは1,3拍目に踏み替えますが、状況により2拍目も判断して。 トリルは強弱やアーティキュレーション、始め方、左右の合わせ方など 入れ方をいつも意識して。自由に変化させられると更に良いでしょう。 3拍目を大切に「中心」として捉えられると自然にルバートも感じられます。 人間の「諦め」や「疲れ」を表すヘ短調の中の変イ長調は優しい「いい思い出」。 でも曲はまた辛い所へ戻って行きます。バスの旋律もよく聴いて下さい。

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#105 グリーグ「民謡」

強い付点リズムと 5度の音程に「民謡」らしさを感じる楽しげな曲です。 5度音程の要素は伴奏部、バスの旋律など形を変えて現れます。 丁寧にバランスを聴くクラシック的な洗練されたアプローチではなく 庶民的、民族調をキーワードに、細かいことは気にせず楽しく演奏しましょう。 付点やスタッカートのリズムは実際に人がジャンプしてドスンと着地する重さで。 3拍目や二分音符でペダルを踏み、濁りに気をつけて踏み替えます。

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#104 チャイコフスキー 6月「舟歌」③

三回目の今回は後半とコーダを見て行きます。 テーマが戻りますが今度は音が増えて複雑な響きになります。 左手の内声が歌えるような、またはつながりが聴こえるような指使いで。 右手のメロディーはタッチを変えて音色を変化させましょう。 和音は温かいトーンをキープします。 コーダは 神秘的な悲しみを持った光が降ってくるイメージで。 デュエットは中低音部に下がってきたら濁らないよう ペダルを小節ごとからもっと細かい踏み替えに変えます。 最後の繰り返しは拍感を失わないで。 ロシア作品らしく内声を豊かに表しましょう。

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#103 チャイコフスキー 6月「舟歌」②

中間部の始まりは長調でpoco piu mosso 少しテンポが上がります。タッチも今までの重さを抜いて、鍵盤を撫でるように引っ張って弾くとレガートをキープしながら軽い響きになります。2人が舟で揺れている様な幸せなバルカローレをイメージしましょう。音楽が進むに連れて段々重さとテンポ、強弱を増してallegro giocosoへ。ここはダンスを意識してペダリングに注意しつつ、軽快さがフレーズを切らないように、旋律的に。クライマックスのffのアルペジオに向けてf > pの波をクレッシェンドさせて行きます。アルペジオは和音だけ弾いたり、次のポジションへ素早く準備する練習を。

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#102 チャイコフスキー 6月「舟歌」①

ロシア作品らしいフレーズ感や深い響きを3回に分けて学びます。小さな神秘的な詩(エピグラフ)に描写されるように幸せと悲しみが同時に混在するムードが上手く描写された曲。フレーズの最後の音に向かってクレッシェンドし、歌うイメージで弾きます。強弱で自然なフレージングをめざして。レガートできるような指使いで。左手は水のようなイメージで。和音の音色の変化や内声よく聴きましょう。テンポはアンダンテ、カンタービレでルバートも意識しましょう。

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#101 ブラームス=コルトー「子守歌」②

1ページ目の最後から伴奏がアルペジオになります。 アルペジオは自由に柔らかく、但し弾きて手は拍を感じながら弾くこと。 ペダルは右手を弾いてから踏み替えます。 左手7つの音にメロディーをきちんとカウントして入れて 徐々に自然な滑らかさに任せて弾きましょう。 3ページ目でメロディーが右手に戻ってもテンポをキープして。 最後は右左右左と手を交差させて美しく消えて行きます。

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#100 ブラームス=コルトー「子守歌」①

お馴染みの名曲のコルトーによるピアノ編曲版です。 上下の伴奏にメロディーが挟んで書かれています。 まずは右手:メロディーは太く大きな音量を重さを載せて 伴奏の和音は軽く引っ張る奏法で弾きます。 旋律はアクセントで飛び出さないよう気を付けて、滑らかなレガートで。 クレッシェンド/デクレッシェンドは富士山型に輪郭を大きく描くイメージです。 ペダルは基本小節ごとですが、必要に応じて濁らないように踏み替えます。 子守歌の雰囲気がかんじられるように自分の感覚でテンポを柔らかく ゆらしてみましょう。

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