レッスンビデオ

#297 ドヴォルザーク 「ユーモレスク」2

ユーモレスクの2回目は1p下の段〜2pを見て行きます。 下段Bはppと4小節の中に大きな強弱変化があります。 左の1指のラインを強調します。dim始まる所を意識して。 ドヴォルザークの管楽器のような響きをよく聴いて。 3度のメロディーはレガートと離すポイントがあります。 フレーズの終わりは無理なくレガートできる指使いで。 引っ張るタッチだと繋がり易いでしょう。 右手は下から上へupして明るい音。テンポは自由に。 4小節フレーズの頭は時間をかけ終わりに向けてテンポ上げて。 装飾音は弾きにくいので、454より343、353、232など。 トリルはまずはペダル無しで急がずにタイミング取って。 拍上で弾くより左を弾いて→右はアルペジオ風にバラして。 B部の終わりはルバート。2度音程は引っ張りスライドさせて。 最後の大きなコードは時間を掛けritのアルペジオでcresc.で。 シ♭♭(5) > ラ(4)。次のCの部分は思い切ったfで弾きます。 自分から音楽を考え試しながら段々完成させて行きましょう。

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#296 ドヴォルザーク 「ユーモレスク」1

3回に分けてドヴォルザークのユーモレスクを見ていきます。 色々なテンポや表現の可能性が考えられます。 曲中の異なる場所で様々なテンポを試して決めましょう。 ポジション移動で1212345等、指番号を導き出します。 ポジションの間で時間を取れば素敵な表現になります。 「噛む」という意味のアチャカトゥーラ(短前打音)は短く。 左はペダルを4拍目で踏み替えて上品に、軽く押すタッチ。 右は押す+回すタッチでレガートに手首でリズムを感じて。 軽く乗せて押す+回して。短前打音も軽く前の音はすぐ離して。 弾きながらタイミングや強弱など表現を意識していきます。 テーマの終る6小節目は引っ張るタッチで雰囲気を変えて。

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#295 ムソルグスキー 「プロメナード」2

下の3段を見てみましょう。 前回は和音の弾き方と音のイメージについて話しました。 和音は長く押さえずに軽いタッチで指先で引っ張ると楽です。 グループで分けて考えると動きがまとまり脱力し易いです。 ループで繰り返し段々レガートで重さを増やしfで弾く方向で。 fの響きは左手で作ると効果的でしょう。 強弱は(−)と(+)でシンプルに考えて音楽の山と谷を描きます。 4段目の2小節目はオーボエ、フルート、管楽器の会話です。 管楽器が質問し→弦楽器が答える様にイントネーションを変化。 ffの響きは左のオクターブをまずペダルなし→ペダルで鳴らして。 テンポを少しだけ遅く、溜め気味に弾くと大きく聴こえます。 絵に向かって歩き、突然絵に出会うイメージでテンポはキープ。 2枚目の「古城」の絵に出会う前のプロムナードは全く別トーン。 レガートで、神秘的な雰囲気を下から上のタッチで弾いて。 1回目のプロムナードと比較してコントラストを感じとって。 下から上に立ち上がるタッチは幻想的で明るい響きになります。 左手メロディーはテーマ、右手は伴奏のバランスをよく聞いて。 右の和音は一番上の音を少し強調して左との均衡を保ちます。 3段目は左は重さでdown、右の和音は逆に立ち上がる動き。 最後はメロディーと伴奏、タッチも左右で逆転します。 初めのプロムナードのトーンは2番目とのコントラストから求めると良いでしょう。

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#294 ムソルグスキー 「プロメナード」1

2回に分けてプロムナードを見て行きます。 ラヴェルのオーケストラ版は楽器の使われ方などが学べます。 いきなり絵から入らず、絵に向かって歩く所から入ります。 4分の5拍子→6拍子という少し不安定な拍子が面白い曲です。 リズムを1拍づつ数えて。テンポはキープして「ロシア風に」。 あまり軽く弾かないで重く、強弱の変化は少な目にフラットに。 ソロはペダルを1音ずつ使ってトランペットをイメージします。 和音もそれを真似て同じように。1つずつ重さを乗せて脱力。 段々テンポを上げて。タッチは短く鍵盤からはずむ勢いを感じて。 綺麗に弾こうとせずにfで。ソロ部と+和音部は対話のように。 As-durは一段気分が上がって。滑らかさは弦楽器をイメージ。 10小節目の和音のメロディは4つ目の音は少し軽く。 フレーズを小さく分解して練習しても良いです。 スタッカートでもオーケストラのようにレガートでもOK。 表現は色々試します。レガートでもペダルはよく踏み替えて。 スタッカートを引っ張るタッチで指先も脱力させながら。 ボリュームを増すところは重さを足して、脱力を忘れずに。 和音の音の出し方をよく練習しましょう。

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#293 ムソルグスキー 「涙」2

今回は悲しい雰囲気が明るく変わる中間部を見て行きます。 前半と比べて明るく、コントラストを作るのが大切になります。 左手の伴奏は5度が分散され農民の踊りのような民族的な香り。 左の1指を出し、右旋律はタッチを変えて明るい音を作って。 指で「鍵盤から立ち上がる」upの動きで。指に勢いをつけます。 両手で1音づつノンレガートでこのタッチを練習しましょう。 タッチはそのままで段々テンポとレガート感を増して行きます。 音量も始めはf、慣れてきたらp〜p pに徐々に減らしましょう。 最後は強弱やアーティキュレーション、表現を変化させて楽しく。 この部分のテンポは前半のアンダンテと比較して求めます。 大きなコントラストを作りたい場合は前半は少し重たいテンポ。 少しだけ変化させたい場合は前半は先へ進むアンダンテで。 この曲のテンポや弾き方はある程度自由に考えるのが大切です。 コーダはラルゴでゆったり。ムソルグスキーの素敵な小品を弾いてみて下さい。

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#292 ムソルグスキー 「涙」1

ムソルグスキーのとても悲しい切ない曲を見て行きます。 右手の歌う旋律と左手のダークな伴奏のバランスを学びます。 中間部はガラリと変わり明るい雰囲気のコントラスト。 イントロのラルゴはゆっくり,アンダンテの主題は先に進んで。 冒頭の2分音符はきちんと8分音符で刻んでカウントします。 クレッシェンド感じて2小節に向かって膨らませます。 強弱はdownのタッチからだんだん重さを軽くしてdimに。 中世によく使われ後に禁則になった連続5度は懐かしい音。 右旋律は重いdownのタッチ。ラミ♭レドは4213または5321。 左手もdownでペダルは1拍目に。踏みかえるとクリアな響き。 バスを残したければハーフペダルで踏みかえてみましょう。 明るい音で段々dimで。音楽は音程と共に上がり下がりします。 連打は叩かずいつも旋律的に、指は4-3など変えてもOKです。 独特な香りを持つ5度をよく聴いて。テーマに戻る前は呼吸。 2段目、4段目のクレッシェンドは滑らかにレガートで歌って。 ルバートや溜めたり細かいタイミングを使って表現が可能です。 遅いテンポだと悲しさのトーンが増しますがアンダンテを意識。 2つの異なるテンポによって雰囲気が変わることに気づきましょう。

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#291 メリカント「歌」2

前回に引き続きメリカントの「歌」を学びましょう。 先週はクレッシェンドから大きなfで終わりました。 すぐ後フランス6度の和音へ移行し美しい旋律が現れます。 このオクターブのメロディーを何度も弾いて覚えましょう。 1指または5指だけで横の動きを大切に旋律をレガートに。 次は腕の重みを少し乗せてオクターブで歌うように。 右手の中の伴奏は内側の指で軽く旋律と異なるタッチで。 左手練習は旋律をイメージしてバスは所々テヌート気味に。 フレーズとフレーズの間で呼吸をすると弾き易くなります。 左右がぶつかる時は優先する音を考えて調整します。 fは重さを乗せてdimでは重さを段々減らし強弱を表して。 不思議な和音ファ♯ソ♯シ♯レはフランス6度和音。 この2×長3度で全音音階の音から成る和音の響きを覚えて。 増6度、増4度の緊張感が解決する瞬間を聴きましょう。 最後のフレーズは2小節目がf、前半は明るく後半深く。 トーンが変わる場所の前では呼吸を忘れずに。 fとpのフレーズの差を強弱に頼らず雰囲気でも表します。 エンディングはritから一度テンポを戻して重くならずに。 最後は大きなrit。是非他のメリカントの曲も弾いてみて下さい。

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#290 メリカント「歌」1

前回に引き続きメリカントの作品を学びましょう。 右はオクターブの旋律の間に小さく3度の伴奏が入ります。 音量のバランスに気をつけて弾きましょう。 フレーズとフレーズの間の呼吸が大事です。 練習はまずオクターブを弾かずにメロディーを旋律的に。 歌ってもよく、pでなるべく覚えて行く方向で。 オクターブは上から下downの重いタッチになり易く注意。 次の練習は1指、又は5指のみで旋律を弾いてみましょう。 この後オクターブ練習は横の動きを意識して。 最後には重さを乗せてペダルを入れてみましょう。 3度の伴奏は軽く引っ張ってスタッカートで。 右手の中で伴奏と脱力したオクターブ2つの動きに集中して。 左で右オクターブの低い方を取るところがあってもよいです。 始めから旋律は良く歌い伴奏はpp、呼吸大切に遅くならずに。 3小節目は溜めますが、逆にその前は少し前へ進むテンポで。 その先は音色を変化させます。 cresc.はテンポをコントロールしてゆっくり重いタッチで。 ループを繰り返しアイディアを試し段々改善して行きます。 7小節目は少し待つときれいです。 何故かあまり知られていない「歌」を弾いてみましょう。

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#289 メリカント「ゆるやかなワルツ」2

動きが出て雰囲気の変わる後半を見て行きます。 右手はソプラノの連打、アルトの旋律をよいバランスで。 下の音を出す為に手首の向きを10時方向に圧力をかけて。 始めは大きな動きで、慣れてきたら自然なレガートで。 左手は前半に比べ大きな跳躍の場所をなるべく覚えます。 初めのテンポから少し動きが出る感覚です。 テンポは穏やかー動くー流れがあるなどの表記を意識します。 最後のa tempoはa poco piu mosso に戻る意味と捉えて。 下の段は右手ソプラノは2345でレガートに。 ラ♭のppは加減して次のソでもう少し減らせるように。 その前のmfも同様に後の膨らみに準備して強弱を加減して。 1音の変化で右手の和音の響きが変わるのを意識しましょう。 三和音は544353とペダルに任せてリラックスして軽く。 テーマは2回目は初めに比べてシンプルに思い出すように。 アルペジオはppでも少しハッキリした音色で鳴らして。 最後のパッセージは駆け上がるようにupのタッチで加速。 その前で一旦ペダルを上げるのを忘れずに。 最後はタッチと音色にこだわって素敵に趣味よく仕上げましょう。

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#288 メリカント「ゆるやかなワルツ」1

今月はフィンランド出身メリカントの2つの作品を学びます。 この曲の左は典型的なワルツバス、右手は旋律で始まります。 ピアノにはゆっくりしたテンポがふさわしいです。 右の指遣いはレガートがスムーズに繋がる様に。音程を意識。 左も和音のレガートは滑らかに、3拍目は必ず軽く弾きます。 ゆったりテンポで遅く→速くを繰り返し素敵なタイミングで。 登って行く時はテンポを上げていき、トップでゆっくりして。 quasi adagioは大きくブレーキをかけます。 半音など濁らない様にペダルを入れましょう。 3段目の付点4分音符のラは明るく。前のソとの違い聴いて。 音に色のイメージを重ねて弾く時にその色を思い出して。 最後の和音の下から上のタッチでキラキラした響きを作って。 旋律はルバートで引きたい時は引っ張りましょう。 また、重さを乗せると真面目なトーンになります。

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