後半からのレッスンです。 2段目から段々音楽が盛上がり難易度を増して行きます。 1段目アルペジオで音が増えていますが気にせず自由に。 2段目から重いテヌートは音を離してdownのタッチで。 4段目の右手のソロは引っ張るタッチに変わります。 引っ張るタッチは腕から又は第三関節からのどちらから。 この時身体は後ろへ引いて腕にかかる重さを軽くします。 逆に重さを増やす時は鍵盤にぶら下がる様に身体を重く。 リズムは左右が2:3、6:5などゆるい感じで合わせます。 2段目2小節からは片手ずつ。左は回し和声を聴きます。 4つの音から成る伴奏モチーフは最後の2つの音を強調。 右手はテヌートをキープして。重さが必要な音は1指で。 トリルは1-3指。中音域は左右がかち合わないよう工夫。 トリル入口の3音と出口はゆっくり、中は速くcrescで。 テンポをコントロールできると弾き易くなります。 音のバランスは左手を抑えめに、右手はfをキープ。 ミ♯のトリルは13で、左手ソと右トリルの頭を合わせて。 左バスのラと右ソもしっかり合わせ良いタイミングで。 高音のファは響かせ、下がって来る音は涙の様に優しく。 ソのトリルは伴奏が濁らないようペダル踏み替えます。
続きを見る »レッスンビデオ
#301 ショパン「夜想曲」第14番 (2)
今回は4拍子から3拍子に変わる中間部を見て行きます。 Piu lento とテンポもゆっくりになります。 ショパンの弟子によるレッスンの描写が残っています。 最初2音の厳しい命令に対し慈悲を乞うようなフレーズ。 厳しさ対優しさ、又は光対影のようなコントラストで。 これがショパン先生の求めたこの部分のイメージです。 ペダルを踏まずに3拍子のリズムを確かめて。 バス音を少し残し和音の響きも聴きながら。 流れのある4拍子に対して3拍子は少し重めにdown。 音の裏にある雰囲気やイメージを大切にしましょう。 左手のフレーズも右手でサポートすると簡単です。 5つの音、12345に言葉をつけて1つ目を長めに。 身体でリズミカルに感じることが大切です。 少しバスが残るようにペダル踏み替えと指を残して。 テンポが遅くなり重過ぎないよう流れも意識して。 練習ではペダルを踏まずに下から上のタッチで勢いよく。 ドソドからレミに移動する箇所はよく片手で練習して。 符点はポロネーズやマズルカ=ショパンのリズムを意識。 アルペジオはバスから、ソプラノのシラ、ラソを出して。 6連符は1音目を左で、5音を右で取ると弾き易いです。 この様に中音部は左右を柔軟に考えましょう。 3拍子が2拍子に変わるヘミオラを理解してアクセント。 ポーランド民謡のリズムをstrettoで加速してritします。 複雑ですがこのパターンがショパンらしさを表します。 弾む様な2拍子は身体でつかんで3拍子で落ち着きます。
続きを見る »#300 ショパン「夜想曲」第14番 (1)
この曲は2小節のイントロから始まります。 テンポを自由に前奏らしい強い表現で印象づけましょう。 縦を意識して4拍子で重さを乗せて。 その後のテーマは対照的に流れを意識して優しくp-pp。 1小節を2拍子で取ると自然で流れが良くなります。 更に4拍の強弱を大-小-中-小と感じましょう。 7小節からの2小節はこの4拍をcrescで表します。 これが繰り返され音楽が静と動の組合せで進みます。 左右のバランスは左は小さく手首を軽く回し脱力して。 左は動きがあるので軽く、出しすぎに注意します。 バスは長めに押さえ次の3つの音を無駄のない回転で。 右は少し強めのレガートで強弱よりバランスを意識。 左はスタッカートのように軽いタッチを練習して。 動の部分の7小節からは左が盛り上がって行きます。 特に4音の最後の2音を強調しましょう。 3小節目に戻って1拍目はルバートで大切に弾きます。 右手は旋律を自由によく歌って半音を聞かせて 15小節〜の左手は広いので回してcrescして行きます。 美しい和声を愉しむのを忘れずに。 16小節目は4拍目に当たるd♯に向かってcresc. 次もf♯に向かって同じように→fで続行します。 2pの1段目は前のクライマックスからfをキープして。 次フレーズはpで対照的に弾く別解釈もあります。 最後の左手は右でサポートすると容易にfが保てます。 纏めると、イントロは自由で和音大切にゆっくり。 本編は流れを大切に左の和声聴きながら旋律を歌って。 左は一音だけ変わる事で齎される微妙な変化に気づきましょう。
続きを見る »#299 ハチャトゥリアン「小さな歌」
シンプルでも歌い方やリズム等多くを学べる曲です。 左伴奏は重さを乗せて音をしっかり出し、右も同様に。 4拍をノンレガートで感じてリズミカルに弾きます。 右は不安定にならずに同じ重さを乗せてシンプルに弾いて。 重さをコントロールしてpやクレッシェンドを表します。 左右の手が重なる所は左手のポジション高く調整します。 付点のリズムは乗って右手の装飾音1つ目の音を拍に合わせて。 最後の段の旋律はfで太く歌って、終わりはpです。 最初イントロを何度も繰り返してリズムを掴みましょう。 タッチやレガートを意識して練習します。 レガートはdownで音を残しながら弾きましょう。 ノンレガートとの奏法の違いを感じて。 左はしっかり弾きながら左右のバランスをよく聴いて。 ホールでの残響を考えて小さい子はペダルなしでOKです。 フレーズを感じれば自然に緩急のタイミングが判ります。 慣れたら少しペダルを入れて響きを作りながら弾いてみましょう。
続きを見る »#298 ドヴォルザーク 「ユーモレスク」3
今回はユーモレスクの最終回。Cのところから見てみます。 新世界のような管弦楽にの響きをイメージしましょう。 特にスラーのかかったスタッカートは金管楽器の音です。 強いタッチでインパクトのある音色を意識して。 2回目は少しレガート感のあるオーボエのような管楽器。 フレーズの終わりは引っ張るでタッチでスムーズに。 左手は裏拍のバスに打楽器のようなアクセントを感じて。 1回目は小さく、2回目は音の大きな打楽器で弾くイメージ。 右手は弦楽器のように自由に歌ってスラブ系の香りを表して。 リズムもフラットにならずにエネルギッシュに。 リズムよく集中して丁寧に。大きな和音は豊かに。 右の和音の間は脱力するように努めましょう ミスは必ずすぐ原因究明をして、その場で解決しましょう。 テーマ戻って来る時は少ししっとりと、思い出すように。 曲を味わいながら深く理解する事で良さを再発見できるでしょう。
続きを見る »#297 ドヴォルザーク 「ユーモレスク」2
ユーモレスクの2回目は1p下の段〜2pを見て行きます。
下段Bはp
#296 ドヴォルザーク 「ユーモレスク」1
3回に分けてドヴォルザークのユーモレスクを見ていきます。 色々なテンポや表現の可能性が考えられます。 曲中の異なる場所で様々なテンポを試して決めましょう。 ポジション移動で1212345等、指番号を導き出します。 ポジションの間で時間を取れば素敵な表現になります。 「噛む」という意味のアチャカトゥーラ(短前打音)は短く。 左はペダルを4拍目で踏み替えて上品に、軽く押すタッチ。 右は押す+回すタッチでレガートに手首でリズムを感じて。 軽く乗せて押す+回して。短前打音も軽く前の音はすぐ離して。 弾きながらタイミングや強弱など表現を意識していきます。 テーマの終る6小節目は引っ張るタッチで雰囲気を変えて。
続きを見る »#295 ムソルグスキー 「プロメナード」2
下の3段を見てみましょう。 前回は和音の弾き方と音のイメージについて話しました。 和音は長く押さえずに軽いタッチで指先で引っ張ると楽です。 グループで分けて考えると動きがまとまり脱力し易いです。 ループで繰り返し段々レガートで重さを増やしfで弾く方向で。 fの響きは左手で作ると効果的でしょう。 強弱は(−)と(+)でシンプルに考えて音楽の山と谷を描きます。 4段目の2小節目はオーボエ、フルート、管楽器の会話です。 管楽器が質問し→弦楽器が答える様にイントネーションを変化。 ffの響きは左のオクターブをまずペダルなし→ペダルで鳴らして。 テンポを少しだけ遅く、溜め気味に弾くと大きく聴こえます。 絵に向かって歩き、突然絵に出会うイメージでテンポはキープ。 2枚目の「古城」の絵に出会う前のプロムナードは全く別トーン。 レガートで、神秘的な雰囲気を下から上のタッチで弾いて。 1回目のプロムナードと比較してコントラストを感じとって。 下から上に立ち上がるタッチは幻想的で明るい響きになります。 左手メロディーはテーマ、右手は伴奏のバランスをよく聞いて。 右の和音は一番上の音を少し強調して左との均衡を保ちます。 3段目は左は重さでdown、右の和音は逆に立ち上がる動き。 最後はメロディーと伴奏、タッチも左右で逆転します。 初めのプロムナードのトーンは2番目とのコントラストから求めると良いでしょう。
続きを見る »#294 ムソルグスキー 「プロメナード」1
2回に分けてプロムナードを見て行きます。 ラヴェルのオーケストラ版は楽器の使われ方などが学べます。 いきなり絵から入らず、絵に向かって歩く所から入ります。 4分の5拍子→6拍子という少し不安定な拍子が面白い曲です。 リズムを1拍づつ数えて。テンポはキープして「ロシア風に」。 あまり軽く弾かないで重く、強弱の変化は少な目にフラットに。 ソロはペダルを1音ずつ使ってトランペットをイメージします。 和音もそれを真似て同じように。1つずつ重さを乗せて脱力。 段々テンポを上げて。タッチは短く鍵盤からはずむ勢いを感じて。 綺麗に弾こうとせずにfで。ソロ部と+和音部は対話のように。 As-durは一段気分が上がって。滑らかさは弦楽器をイメージ。 10小節目の和音のメロディは4つ目の音は少し軽く。 フレーズを小さく分解して練習しても良いです。 スタッカートでもオーケストラのようにレガートでもOK。 表現は色々試します。レガートでもペダルはよく踏み替えて。 スタッカートを引っ張るタッチで指先も脱力させながら。 ボリュームを増すところは重さを足して、脱力を忘れずに。 和音の音の出し方をよく練習しましょう。
続きを見る »#293 ムソルグスキー 「涙」2
今回は悲しい雰囲気が明るく変わる中間部を見て行きます。 前半と比べて明るく、コントラストを作るのが大切になります。 左手の伴奏は5度が分散され農民の踊りのような民族的な香り。 左の1指を出し、右旋律はタッチを変えて明るい音を作って。 指で「鍵盤から立ち上がる」upの動きで。指に勢いをつけます。 両手で1音づつノンレガートでこのタッチを練習しましょう。 タッチはそのままで段々テンポとレガート感を増して行きます。 音量も始めはf、慣れてきたらp〜p pに徐々に減らしましょう。 最後は強弱やアーティキュレーション、表現を変化させて楽しく。 この部分のテンポは前半のアンダンテと比較して求めます。 大きなコントラストを作りたい場合は前半は少し重たいテンポ。 少しだけ変化させたい場合は前半は先へ進むアンダンテで。 この曲のテンポや弾き方はある程度自由に考えるのが大切です。 コーダはラルゴでゆったり。ムソルグスキーの素敵な小品を弾いてみて下さい。
続きを見る »
ムジカ・フマーナ オンラインスクール