月曜日, 2024/05/20 6:43

Louis

#136 グリーグ ホルベルク組曲「サラバンド」

ロマン派の時代にバロックスタイルで書かれた組曲の2曲目です。 3拍子の2拍目を大切に弾きますが、アクセントというより重さを載せて 美しく弾くと良いでしょう。強弱は身体の動きも使ってコントロールします。 和声も大切です。アルペジオにしたり、ペダルで豊かに響かせて和音をていねいに聴いてみましょう。和音同士のつながり、変化を耳で観察して音色を確かめます。 こうして和音を比較しながら雰囲気も捉えて。 右手の和音の中でメロディーが自然に浮き上がるようにタッチを変えます。 装飾音は第三関節を柔らかく意識して、ペダルは離して弾きましょう。

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#135 ハイドン ソナタ第50番(XVI:37)ラルゴ

サラバンド風に書かれたラルゴ後半です。 まずは前回と同じように16部音符の単位で拍をとりましょう。 間違った拍にアクセントをつけないようによい強弱で。 アルペジオは一番上の音が一拍目にくるよう前の拍から。 4拍数えて音の長さが確認できたら2拍に減らし、 段々に音楽に乗って数えることを意識せずに弾けるとよいでしょう。 付点のリズムは甘くならずに鋭く、テンポは思い切りゆっくりとって バロック風にドラマティックに仕上げて見ましょう。

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#134 ハイドン ソナタ第50番(XVI:37)ラルゴ

サラバンド風に書かれた曲。リズムの特徴がそのまま適用されています。 自由なリズム=アゴーギグを用いて弾く場合の練習を丁寧に見ていきます。 まずは細かい16部音符の単位で拍をきちんと刻みます。そのために タイで繋がった音をあえて弾いたり、片手で拍を取りながらなど工夫します。 耳だけでなく指先でリズムを感じることも大切です。数えることから段々離れて 音楽の流れの中でリズムが自然に感じられる方に移行できるとよいでしょう。 2拍目を大切にするサラバンド風を忘れずに。でもアクセントの場所には気をつけて 切れ味のよいリズムで弾いてみましょう。

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