今月はショパンのノクターン2p3段目から次のページを見て行きます。 前回はタッチや指先に集中しリズムを取る事を学びました。 今回は強弱とその変化が重要なポイント。手首を回す奏法学びます。 con forzaで強く→一気にpへ、を繰り返して、フレーズ末はsfで。 またpからアクセントを繰り返し、テーマはppに戻ります。 勇気を持って強弱を少し大袈裟に表し客観的に自分の音楽を聴きます。 響きを聴くために繰り返し何度も弾いて耳で確かめましょう。 身体はfでは前に圧をかけ、逆にp-ppは椅子に寄りかかるように後へ。 この時身体の動きも少しオーバーに。強弱は頭より身体の動きに任せて。 右オクターブは短め軽くタッチすれば余計な力が入らず脱力できます。 脱力のために手を外側へ回しラソラソ…のところはたっぷり時間とって。 ほとんど1pと同じですが、テーマの中の内声の旋律を強調しましょう。 6連符は542121で左手との3:2のリズムを感じながら弾きます。 次の部分は3つの音を1つの動きで最初の低い音を大切に柔軟な動き。 下から上へまた下へ戻り螺旋を描く要領で。難しい25は脱力で軽く。 1指だけ聴こえる感覚です。左手は2指に合わせますがルバートで。 4段目の前打音は拍に合わせましょう。この後音楽は明るく展開します。
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