前回に引き続きスカルラッティのソナタを3-4ページを学びましょう。 ここでまた雰囲気が変わって曲が盛り上がって行きます。馬の足音と素敵な和音始まったオープニング→軍隊風の行進リズムの後、面白く展開して行きます。 その一つとして2段目に♯g-a-♯h-♯c-♯d-eとスペイン風な音階を取り入れています。 異国風で民族調な香りの後は興味深い和声進行が展開し→クラシカルに戻ります。 今回ポロネーズは品のある3拍目のアクセントよりsfで強めに強調します。トリルはバロック期なので上のd音から始めると不協和音で拍が強調され劇的な味わいです。 フラメンコのような和音はアルペジオで火の情熱のスペイン舞踊を表して。他国と比較するとスペインの文化はアフリカの影響で荒々しさも持っています。ナポリ生まれでスペインやポルトガル拠点に活動したスカルラッティならではのイタリアの洗練とスペイン風の情熱を感じましょう。和声的な部分は歌える指使いで。 必要ならスライドさせて旋律的に歌わせることに集中して。5-4-5など不自然な指使いは柔らかい身体の動きでカバーします。柔軟な動きでリズムも良くなります。 ソプラノを際立たせるためにアルトは押さえるバランスで。長いトリルは朗々と。次のトリルは短めに。同じフレーズは強弱を変化させましょう。ホルンのテーマは大切なメッセージを意味します。エンディングは最後の音の長さ、余韻も丁寧に。 ホロヴィッツも弾いていた音楽的に盛り沢山な名作です。弾いて録音したものを是非聴かせて下さい。
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