民族音楽の香りを持つ作品。今回は1ページ目終わりから見てみます。 右手の重音は柔軟な手首の勢いで上下させて軽やかに。 フレーズはクレッシェンドして音が抜けないように。 ジャンプは距離や場所を手の動きで覚えてしまうと便利です。 腕や肘の位置に注意しましょう。装飾音は指をアクティブに動かします。 ペダルは濁らないように、すぐに足が離せるように浅く踏みます。 時にはppを作るためにソフトペダルでウナコルダにしてもよいでしょう。 最後はテンポを下げても軽快な舞曲の味をキープするために 離鍵を意識しましょう。
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#124 シューベルト「ハンガリー風のメロディ」①
オーストリア人のシューベルトがハンガリー民族楽器の「ツィター」を イメージして書いたと思われる素敵な作品。今回はまず1ページ目をみます。 左手のジャンプは飛び込まず準備して。 まずはペダル無しで強弱をコントロールしましょう。 重音のレガートは指使いを工夫して、手首に力が入らないよう柔軟に保ちます。 時々テンポを自由に感じ、指先のアーティキュレーションでシューベルトらしく。 ツィターのイメージを忘れずに左手の和音をアルペジオ風に弾いてもOKです。 ペダルは自分の好みの長さで入れながら民族調な香りを楽しみながら弾きましょう
続きを見る »#123 ベートヴェン「エリーゼのために」②
今日はBCの部分を見てみます。三つの和音は少しブレーキかけますが、その後は前のテンポに戻って急に重たくならないように注意 しましょう。16分音符のメロディーはリズミカルに。一拍目を大事に感じますが強いアクセントにはならないように。A部分のレガートと対照的にノンレガート気味で 明るいベートーヴェンの気持ちを表します。Cは暗く神秘的な気分です。左の連打は均一にならず、波を感じて。最後の悲しみを訴える激しい場面は、ペダル踏みっぱなし=響きすぎに注意。ストーリー展開を考えながら、素敵な演奏を目指しましょう。
続きを見る »#122 ベートヴェン「エリーゼのために」①
ABACAの形式から成るお馴染みの曲です。今回はAの部分を見てみます。 冒頭のミレミレミ…は好き(ミ)、嫌い(レ#)…と花占いのように不安な気分で。 アウフタクト・三拍子を意識して、誤った拍感にならないように注意します。 全体をcon motoで流れるように、ハ長調では少し前向きなフォルテで。 主要な音を滑らかに繋ぐと長いフレーズを感じられます。 親指が重くなったりアクセントがつかないよう軽く鍵盤に載せるように 弾くとよいでしょう。
続きを見る »#121 モンポウ 「歌」第6番
今回は美しい「歌(シャンソン)」の部分を見てみます。 フィーリング、自分のタイミングを大切にルバートで弾きましょう。 最初の和音はアルペジオで。ピアノを押して回す奏法で深い響きを作ります。 強弱はクレッシェンド、デクレッシェンドを細かく、拍は自由に感じます。 最後のppの薄い/細い音は鍵盤を撫でるように、押して出す太い音と対照的に。 ペダルは濁らないように踏み替えます。 リズムなど細かいこと集中するよりも曲の雰囲気を味わいましょう。
続きを見る »#120 メンデルスゾーン「デュエット」③
今日は曲の最後の部分を見て行きます。 2人のデュエットは苦難を乗り越えて一緒に幸せに向かいます。 前回のテンションのあるフォルテとは対照的にリラックスした響きのフォルテで。 練習では伴奏は軽く、次の段階でペダルを入れて厚みを出します。 中間部のそれぞれの会話は同じフレーズのデュエット(ユニゾン)に変わります。 レガートでも力が入らないようにいつも脱力を意識します。 強弱は波を作って、全てフォルテならないように注意しましょう。 大切な音は聴く時間を取って、待ってから弾くとロマン派の味わいが増します。 コーダの右手山型の16部音符は山の頂点で時間を取りましょう。 左はゆったりと、ソプラノのコーラスは歌って。 右の最後のフレーズは指をスライドさせてレガートで段々ゆっくりと。
続きを見る »#119 メンデルスゾーン「デュエット」②
幸せな2人のデュエットに少し不安の影が刺す場面から見てみましょう。 悲しみ(ソプラノ)や説得(テノール)など、前回レッスンした部分よりも フレーズが短く、2声の絡みが感情の起伏のある会話に聴こえます。 ルバートのあと必ずテンポに戻るのを繰り返して感情の波を表しましょう V →Iの和音で落ち着くべき所、VIで意外な解決へ導く偽終止は音色を変化させて。 レガートは手をスライドさせ強弱は鍵盤に載せる手の重さでコントロールします。 情熱や不安定な気分をテンポルバートで表してみましょう。 内声と和声の変化を良く聴いてクレッシェンドしながら始めのテーマに向かいます
続きを見る »#118 メンデルスゾーン「デュエット」①
3回に分けて曲を見て行きます。楽譜の書込みは参考程度に考えましょう。 (左)伴奏を軽いスタッカート/(右)メロディは強いレガートで左右差をつけて練習。 次のステップでは強弱とタイミングを考えます。メロディーは指でレガート。 ペダルは耳でチェックしながらこまめに踏み替えます。 ゆっくりになったテンポもすぐ元にもどれるよう、上手く伸び縮みさせて。 sf(スフォルツァンド)は音を大切に弾きます。 mfの深い響きは腕を使った重いタッチで、ソプラノの軽やかな音色と対照的に。 ソプラノとアルトのデュエット以外の声部も時には拾って強調してみましょう。
続きを見る »#117 ヒナステラ「優雅な乙女の踊り」②
アルゼンチンの作曲家ヒナステラの曲の後半です。 右手の音は複雑な響きですが、4度・5度・8度からできた和音は平行に動くので 音程をキープした手の形を固定して大きなジャンプも手ごと移動させます。 歌うことも忘れずに。 フォルテシモでペダルが入るところはよく響きに集中します。 タイミングを利用してフォルテを更に強調できると良いでしょう。 盛り上がりの後で戻るところは前半よりさらに悲しく。 最後は拍を感じながらも段々ゆっくり、不思議な和音が遠くで鳴って 曲は終わります。
続きを見る »#116 ヒナステラ「優雅な乙女の踊り」①
アルゼンチンの作曲家ヒナステラの曲の前半を見てみましょう。 アルゼンチンの音楽は南米の香りと欧風な文化のミックスで この曲も反復するリズムと不協和音が切なく神秘的な雰囲気を醸し出しています。 リズムはゆったり柔らかく「くねくね」とルバート気味に感じましょう メロディーは強弱を伸縮させて歌います。 曲の魅力になっている不協和音は強調して。 3声のところは2声ずつ組み合わせて、その関係をよく耳で確かめます。 4度と5度音程の組合せと半音の動きを細かく観察しましょう。 拍に飛び込まずタイミングを待って、手や身体の動きでも覚えると良いでしょう。
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