日曜日, 2024/05/19 10:42

#133 バッハ パルティータ第1番「サラバンド」

バッハの「サラバンド」の後半を見てみましょう。 演奏にテンポやタイミングの効果をを用いることをアゴーギグ(=速度の変化)と 学びました。アゴーギグを用いる時はまずは拍通りのリズムを取ってみます。 その次の段階で自然なリズムを感じてみると音楽が滑らかにつながります。 大切な音を溜めて弾く代わりにその前後は加速するイメージで弾いてみましょう。 緊張感のある音はその音に向かって加速してテンションを強調します。 長いトリルの入口はゆっくり→真中で速度を増して→出口に向かって再度ゆっくり トリルの長さは適切に調節しながら。テンポの緩やかなバッハの曲を弾く時には バランスを聴きながら是非アゴーギクを取り入れてみましょう。

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#132 バッハ パルティータ第1番「サラバンド」

連続して4曲の「サラバンド」を学びます。2曲目はバッハ作品です。 テンポやタイミングを用いることをアゴーギグ(=速度の変化)といいます。 ルバートはかなり自由ですがアゴーギグはもう少し細かい部分のタイミングを 変えることを意味し、これによりリズムに変化が出て音楽が豊かになります。 バロックらしい上品なイメージを保ちながら「やり過ぎ」にならないよう バランスを考えて。練習は連打で考えてタイミングを取ってみます。 音の上がり(速く)下がり(遅く)も微妙な変化を感じとって。 リズムを遅く取ったら次は速くしてテンポをキープできると良いでしょう。

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