アルゼンチンの作曲家ヒナステラの曲の前半を見てみましょう。 アルゼンチンの音楽は南米の香りと欧風な文化のミックスで この曲も反復するリズムと不協和音が切なく神秘的な雰囲気を醸し出しています。 リズムはゆったり柔らかく「くねくね」とルバート気味に感じましょう メロディーは強弱を伸縮させて歌います。 曲の魅力になっている不協和音は強調して。 3声のところは2声ずつ組み合わせて、その関係をよく耳で確かめます。 4度と5度音程の組合せと半音の動きを細かく観察しましょう。 拍に飛び込まずタイミングを待って、手や身体の動きでも覚えると良いでしょう。
続きを見る »Louis
11 コード進行
いくつかのコード進行を紹介します。日本の「王道進行」や「ヒチコック コード」も見ましょう。
続きを見る »05-06 シューマン 「子供のためのアルバム」 2022-09-10
#115 ラヴェル「ボロディン風に」②
ラヴェルがロシア作曲家ボロディンのスタイルで描いた作品の 後半、3-4ページを見て行きましょう。 アパッショナートの部分は情熱的に弾けると良いです。 3ページの始めはまず指をスライドさせたり、左手の音を右手で取ったりして フレーズを滑らかに弾く工夫をしましょう。 レガートでも指は鍵盤から離して力が入らないように注意します。 高音のソプラノは音が細いので勢いをつけてフォルテにします。 手首、腕、肘は柔軟に保ちながら指先は強く安定感を大切に。 アパッショナートの4小節の右手は内声のラインを意識します。 2つのフレーズの2拍目をそれぞれ長く感じて。左手の大きな移動は素早く。 < >を感じて2つ目のフレーズの終わりは動きを止める感覚です。 この部分ペダルはバス音を残すように踏みますが最後の小節だけは 2拍目をハーフペダルにしましょう。 コーダは一度テンポを下げて、繰り返す音はエコーのように。 ppから細かいペダリングで少し軽快にテンポを上げますが エンディングに向けて再び緩やかになります。
続きを見る »バーナム ピアノテクニック2グループ4前半
1番~6番
続きを見る »#114 ラヴェル「ボロディン風に」①
ラヴェルがロシア作曲家ボロディンのスタイルで描いた作品。 オペラ「イーゴリ公」から有名な「韃靼人の踊り」に似たフレーズが出てきます。 2回に分けて今回は前半2ページをレッスンします。 リズム、揺れの感じ方、長いレガートやタッチまで学べる要素の豊富な曲です。 まず2小節の小さいフレーズ中で強弱<>を作りループ練習すると良いでしょう。 ループ練習の中でテンポや強弱、タイミングや音色など変化させてみて しっくり来る所を探します。 和音は鍵盤にぶつけないで、揉む・こねるように弾きましょう。 2ページ目も基本的に同様に、和音の違いを音色で表します。 中間部手前の変化は左手が決め手。良く聴いてスライドさせるようにレガートで。 中間部のメロディーのリズムは正確さよりもフィーリングで伸縮させます。 指先はしっかりと、でも音楽が硬くならないように手の動きは柔軟に保ちます。
続きを見る »10 5度のコード進行
5度のコード進行を見ましょう。次は、バッハやヘンデルやシューベルトやシューマンの曲の中に出て来る5度のコード進行を弾きます。
続きを見る »03-04 シューマン 「子供のためのアルバム」 2022-08-27
#113 モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」
モーツァルトが亡くなる前に書いた賛美歌のリストによるピアノ編曲版です。 祈りや慈悲といった温かい感情に溢れスピリチュアルな雰囲気の曲。 教会の響きの様なクリアなソプラノは指先の鋭いタッチで 「十字架」の歌詞部分は溜めてドラマティックに表しましょう。 中間部は始まりに比べて深みのあるトーンでイエスの死を悲しみ悼んで 同情が祈りに変わって行く様子は幻想的な音色で表しましょう。 最後の2段は伴奏部と捉え少し厚みを持たせ、アルペジオは美しく膨らませて ゆっくり終わります。
続きを見る »バーナム ピアノテクニック2グループ3後半
7番~12番
続きを見る »