付点のリズム短い音は16分音符ですがもっと短く32分音符のように弾きます。 時々現れるスペインらしい和音を味わって秘密を語っているような緊張感で。 左手の少し鋭くキレのある付点のリズムでテンションを表します。 ペダルは一拍目で踏み替えますが指でバス音を残して響きの厚みをキープします。 強弱を効果的に使って「語り」フレーズの終わりは勇気を持って長目に休みます。 装飾音はクラシック風にならないよう左右をあえて合わせずに、左の勢いに押されて右が弾くような感じで4つの音をアルペジオのようにバラバラに。 最後(3回目)のテーマは少し柔らかい音で表現を減らしrit.でpppに導きます。 モンポウが独特な色合いで描いたスペインの「情熱」を表現してみて下さい。
続きを見る »Louis
バッハ シンフォニア(2) 2023-06-13
27 (2) シューマン 「子供のためのアルバム」 2023-06-10
#151 モンポウ 内なる印象「5.悲しい鳥」
美しくスペイン風でモダンな響きをもつモンポウ作品を弾く2回目です。 鳥の鳴声を表すモチーフはクラシック作品でよく扱われ、スピリチュアルで 宗教的な意味合いを持つ「鳥」が曲のテーマになることも多いです。 拍子を掴むよりも音をよく聴くために止まったり柔軟なテンポで。他にも 和音をバラしたりaccel.でテンポに勢いがついた後大きくrit.して自由に弾きます。 呼びかけやエコーのように遠くで聴こえる鳥の声は音色やタイミングを変化させて 表しましょう。音で世界を描く空想力が大切です。次の音を焦って弾くのではなくたっぷり時間を掛けて和音の色を味わって、最後は消えて行くように。
続きを見る »モーツァルト ソナタ第1番 KV279 (1)
これからモーツァルトの全ソナタ第1番~第18番の遅い楽章のピアノ奏法を勉強しましょう。 1つのソナタの遅い楽章を2つのビデオ(前半-後半)に分けます。 毎月の第1週と第3週の火曜日にビデオを公開します。
続きを見る »#150 モンポウ 内なる印象「1.悲歌」
美しいスペインらしい要素に溢れ、即興的なモダンな響きをもつ作品です。 クラシック音楽とは違ってテンポも自由に即興的に弾けると良いです。 和音はモンポウ自身もアルペジオでバラして弾いています。poco rit.が多く現れますが柔軟なリズムで拍子を感じさせないように。強弱の大きなコントラストや、タッチを変えて音色を変化させます。力のある最初の2つのフレーズと違って3つ目はテンポや強弱を落として切なさを表します。最後のフレーズは手が届かない場合は左右の指の使い方を工夫しましょう。最後はレガートにする為のペダルも使って大きくritして重さを載せて深い音色で悲しさを表現してみましょう。
続きを見る »バッハ シンフォニア (1) 2023-05-30
27(1) シューマン 「子供のためのアルバム」 2023-05-27
#149 ブラームス 幻想曲集 第6番「間奏曲」op.116
ブラームスのピアノ曲を代表する後期作品です。2回目は中間部、出だしからの重く暗い雰囲気がガラッと変わって天国、夢の世界、浮かんでいるような幻想的なトーンになります。思い出、懐かしさといった手の届かない悲しみが心に響きます。 8分音符と4部音符の音型は明るいスタッカートではなくため息のように。 fは「激しさ」より「悔しさ」など複雑な感情を深味のある音で表現します。 ソプラノとテノールの旋律はまずよく聴いて会話をイメージして。両声部が同じメロディー(=言葉)を語っている所、音が変わる所は話す内容も変化して…具体的な言葉で考えても良いでしょう。 ペダルは幻想的な雰囲気を作る為に濁らないポイントまで長く使って踏替えます。 元のテーマが戻る時にはテンポもゆっくりに動機を少し強調して美しい夢が終わって重い現実が戻ったことを感じさせます。最後のsfは辛さを表して、pp→ソステヌートは一見終わりかと思いますが最後の力を使って美しいEdurの和音に導きます。終わりのfは実際の音量より感じることを強く、深くというイメージで。 深みのあるバスライン、太い内声と消えていくソプラノで立体感を作ります。 ブラームスが深い人生を回顧するような心の声が音で綴られた素晴らしい後期作品を是非弾いてみて下さい。
続きを見る »Q & A 2023-05-20
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 作品72-1、ヘンデル:ラルゴ、シューマン:森の情景、バッハ:シンフォニア第12番
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