プッチーニ作曲の「ラ・ボエーム」のアリア「ミュゼッタのワルツ」の原曲です。 オペラやオーケストラ版から表現を学び実際にピアノに取り入れてみましょう。 楽譜上ppと書かれた部分をクライマックスとして演奏しているオーケストラを見習って時には自由な表現を試すことも解釈の上で大切です。 中間部はペダルは細かく踏み替えポイントに気をつけて練習します。メロディーは 全体に歌う響きを出せるよう撫でるタッチですが中間部は少し柔らかめな音色で。 レガートフレーズ最後のテヌートは指を離しながら変化をつけましょう。 装飾音のタイミングは重くならず自由に捉えて、バスから洒落たアルペジオ風に。 mollの色調の2つ目のフレーズはルバートを効かせてたっぷり綺麗に歌って。 普段の練習に於いても、オペラ歌手の様な表情や声を真似たりオーケストラの音色で考えればピアノが豊かに響き出します。
続きを見る »Louis
Q & A 2023-08-19
Ravel, Cis-Des, Schumann, Bach
続きを見る »#160 プッチーニ 小さなワルツ (1)
イタリアオペラの作曲家プッチーニが元はピアノ曲として書いた後にオペラ「ラ・ボエーム」のアリア「ミュゼッタのワルツ」にも引用した有名な曲です。 オペラらしいベルカント(歌い方)、ルバートの仕方を学びます。 湖に浮かぶ小船の揺れが曲のインスピレーションです。波を意識して。 ソプラノの歌と歌詞を実際ビデオで見て、貰ったイメージをピアノで表します。 ルバートは大波のように。繊細なオーケストラ版の演奏もそれぞれの楽器の音色や歌い回し、タイミングやアーティキュレーション、強弱など参考になります。 バスもフレーズ感、音のつながりを意識してラインをレガートで弾きます。 右手も初めから柔らかい動きで自由なタイミングで。 色々な演奏からアイディアや刺激を得て楽しくピアノに向かいましょう。
続きを見る »モーツァルト ソナタ第3番 KV281 (2)
モーツァルトの全ソナタ第1番~第18番の遅い楽章のピアノ奏法を勉強しましょう。 1つのソナタの遅い楽章を2つのビデオ(前半-後半)に分けます。 毎月の第1週と第3週の火曜日にビデオを公開します。
続きを見る »#159 リスト 「慰め」第3番 (3)
30 (2) シューマン 「子供のためのアルバム」 2023-08-05
#158 リスト 「慰め」第3番 (2)
リストの「コンソレーション」のレッスン2回目です。 風に乗ったような柔らかい動きで柔らかくフレーズを弾きましょう。 時間を取って遅くなった分は必ず「加速して」テンポを戻します。 テンポは遅く→加速を繰り返して伸び縮みさせて波のように自由に。 鍵盤を撫でるタッチで、レガート内のスタッカートは一粒ずつ涙がこぼれるように。 下→上のタッチで光る音、撫でて重さを載せて優しい音等色々な響きを作ります。 オクターブのスムーズなレガートは手ごと横にスライドさせるように動かして。 左右が6:8になる16部音符のフレーズは拍を守りつつメロディーの裏(間奏)を意識。 曲が盛り上がってもフレーズの終わりはデクレッシェンドします。 大胆なルバートも自分の中では冷静に拍を感じながら弾きましょう。
続きを見る »モーツァルト ソナタ第3番 KV281 (1)
モーツァルトの全ソナタ第1番~第18番の遅い楽章のピアノ奏法を勉強しましょう。 1つのソナタの遅い楽章を2つのビデオ(前半-後半)に分けます。 毎月の第1週と第3週の火曜日にビデオを公開します。
続きを見る »#157 リスト 「慰め」第3番 (1)
タイトルの通りやさしさにあふれ心癒される名曲を3回に渡って見て行きます。 鍵盤も優しく撫でるようなタッチで弾きましょう。 左手の三連符に対し右手は16分音符など、3:4や3:2のリズムに注目します。 曲想は激しくならず優しい雰囲気をキープします。 前奏のバスをしなやかな腕の交差で右手で弾けばメロディへの準備にもなります。 歌う右手は鍵盤を指の腹で撫でるように弾くと柔らかなロマンチックな音色に。 左の三連符も同様に叩かずに上から下、バスを強調したい時は下から上のタッチ。 ゆったりと柔らかく、でもリズムを感じながら練習します。 冒頭の右手のメロディーの入口は入り方にこだわって1音目からレガートで。 左右のタイミングもピッタリ合わせるのでなく、時々待ったり溜めたり逆に 先に行ったり自由に弾きます。 ペダルは半分踏んで(ハーフペダル)バスを残し濁らないタイミングの踏替えで。 左右の3:2は言葉(子音の数)で表すと其々の音のタイミングが判り易くなります。 リストの痛み、悩みが現れる部分は音楽を強く感じてアクセントで鋭く表し 慰める優しい部分は撫でるように、タッチのコントラストを感じて弾きましょう。
続きを見る »
ムジカ・フマーナ オンラインスクール