木曜日, 2024/05/09 7:45

Louis

#123 ベートヴェン「エリーゼのために」②

今日はBCの部分を見てみます。三つの和音は少しブレーキかけますが、その後は前のテンポに戻って急に重たくならないように注意 しましょう。16分音符のメロディーはリズミカルに。一拍目を大事に感じますが強いアクセントにはならないように。A部分のレガートと対照的にノンレガート気味で 明るいベートーヴェンの気持ちを表します。Cは暗く神秘的な気分です。左の連打は均一にならず、波を感じて。最後の悲しみを訴える激しい場面は、ペダル踏みっぱなし=響きすぎに注意。ストーリー展開を考えながら、素敵な演奏を目指しましょう。

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15 教会旋法

7つの教会旋法を紹介します。ドリアンDorian、フリジアン Phrygian、リディアン Lydian、ミクソリディアン Mixolydian、エオリアン Aeolian、ロクリアン Locrian。覚え方や順番や特徴や弾き方も見ましょう。

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#122 ベートヴェン「エリーゼのために」①

ABACAの形式から成るお馴染みの曲です。今回はAの部分を見てみます。 冒頭のミレミレミ…は好き(ミ)、嫌い(レ#)…と花占いのように不安な気分で。 アウフタクト・三拍子を意識して、誤った拍感にならないように注意します。 全体をcon motoで流れるように、ハ長調では少し前向きなフォルテで。 主要な音を滑らかに繋ぐと長いフレーズを感じられます。 親指が重くなったりアクセントがつかないよう軽く鍵盤に載せるように 弾くとよいでしょう。

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#121 モンポウ 「歌」第6番

今回は美しい「歌(シャンソン)」の部分を見てみます。 フィーリング、自分のタイミングを大切にルバートで弾きましょう。 最初の和音はアルペジオで。ピアノを押して回す奏法で深い響きを作ります。 強弱はクレッシェンド、デクレッシェンドを細かく、拍は自由に感じます。 最後のppの薄い/細い音は鍵盤を撫でるように、押して出す太い音と対照的に。 ペダルは濁らないように踏み替えます。 リズムなど細かいこと集中するよりも曲の雰囲気を味わいましょう。

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14 様々な音階

長調や短調・半音や全音スケール・五音や六音音階・ジプシーやスペインやアラブや中国や琉球や日本のスケールも紹介します。

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#120 メンデルスゾーン「デュエット」③

今日は曲の最後の部分を見て行きます。 2人のデュエットは苦難を乗り越えて一緒に幸せに向かいます。 前回のテンションのあるフォルテとは対照的にリラックスした響きのフォルテで。 練習では伴奏は軽く、次の段階でペダルを入れて厚みを出します。 中間部のそれぞれの会話は同じフレーズのデュエット(ユニゾン)に変わります。 レガートでも力が入らないようにいつも脱力を意識します。 強弱は波を作って、全てフォルテならないように注意しましょう。 大切な音は聴く時間を取って、待ってから弾くとロマン派の味わいが増します。 コーダの右手山型の16部音符は山の頂点で時間を取りましょう。 左はゆったりと、ソプラノのコーラスは歌って。 右の最後のフレーズは指をスライドさせてレガートで段々ゆっくりと。

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