今回は提示部の第1テーマのレッスンです。 左のトレモロなど技術的に難易度の高い部分を脱力の観点から見てみましょう。 表面だけでなく手に重さを掛けて鍵盤の深くに入るようにゆっくり練習します。 機械的にならないようテンポを少し伸縮させ自然なタイミングで固まらない様に。 ペダルも繋ぐ程度に最小限に使います。テンポはM=92~慣れたら120~140で。 リズムは右手でリードし、左は頑固にならず右手に沿って行きます。 下降するパッセージは右と左を交互に使うとテンポを上げた時も弾きやすいです。 ドライになり過ぎないようペダルも少し入れましょう。主題の後半は特に全音符のタイミングに拘って。cresc.は左も盛り上げ最後に向かってdim.とrit.して第2テーマへの心地よい入口を作りましょう。
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