月曜日, 2024/05/27 12:06

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#196 バッハ=ケンプ編 コラール前奏曲

バッハの美しいコラールをピアニスト、ケンプがピアノ用に編曲した作品です。 コラールは元は歌や楽器から成るひとつの音楽のジャンルですが、バッハはこれをオルガンのために手直ししました。原曲の歌詞から雰囲気を掴んで下さい。 オルガンの響きをイメージして弾けると良いです。メロディーは歌って、バスを響かせ、内声のハーモニーは小さく、3声を良いバランスで弾くことが大切です。 テンポはゆっくり、ソプラノは歌ってバスはオルガンの響きをイメージします。 3声のバランスを変えながら止まらずループ練習でちょうど良い響きを求めます。 右手は旋律を弾く外側の指は勢いよく、ハーモニーを受け持つ内側は柔らかく。 2声を異なるタッチで弾き分けます。内声の旋律が聴こえたら意識して歌います。 cresc.-dec.も効果的に表します。フレーズ2回目はエコーの様にpで悲しく。 トリルも丁寧にdec.します。小さいトリルは内声の旋律とタイミングずらして。 バスはオルガンの響きを出す為に時にはオクターブ下で弾くことも可能です。 強弱やバランス、タイミングを自由に表現しながら、神様に呼びかける、または祈る気持ちを持って宗教的な香りの豊かな音楽に仕上げましょう。

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#195 シューマン 森の情景「別れ」(3)

まず前回に引き続き最後のページの内声を見てみましょう。 曲の最後は森を後にして消えて行く…シューマンらしいファンタジーです。 3段目は表現を強く、テンポを上げて→戻し、クレッシェンドします。 ここも内声に出てくるテーマを強過ぎない範囲で強調しますが、練習の段階ではそれぞれの声部を弾き分けるために少し誇張した強弱で意識するのも良いです。 隠れた声部を探しながら美しく立体的な音のバランスを作りましょう。 時には強弱だけに頼らずタイミングを工夫し溜めて2:3もロマン派らしく曖昧に。 バスをドラマチックに弾きたい時はオクターブで。三連符は硬くならないように自然に1拍目をゆったり感じて馬車のリズムに動きに身を委ねましょう。 最後は和音の中に隠れるメロディのbーc音、バスのg♭やd-e-fなどを引き出して。 森との別れの悲しみだけでなく劇的な感情や不思議な情景の描写も聴こえます。 シューマンが馬車に乗って去って行くのを森が眺めている…など色々イメージしながら気持ちを込めて表現しましょう。

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#194 シューマン 森の情景「別れ」(2)

全9曲から成る森の情景から、最後の曲「別れ」を学ぶ2回目です。 3段目の2小節はイントロと同じですが前と異なるg-mollの和音が緊張感を生んで 不思議な森の情景を描写しています。シューマンらしい和声の変化を細かい強弱やタイミング、アーティキュレーション等使って積極的に表し魅力を伝えます。 小さな動機を鳥の鳴き声、シャープな動きとイメージして鋭い音で表現して。 柔らかく戻すためにはアルペジオ自由に。5段目は左和音連打のタイミングが鍵。 2:3のリズムは「ミタフカ(チョーフ=2/ミタカ=3の複合形)」で調子を取って。 右手2声部はレガートになる指使いでスライドするように一つの動きで。 fやpといった強弱記号より(+)(-)で前の部分との比較で強弱を感じると自然です。 ritだからゆっくりしようとせずに自然に音楽を感じることが大切です。 2pの二段目は雰囲気が変ります。内声もソプラノも左右を自由に使い旋律的に。 バスの変化もよく聴いて複雑な展開を耳で理解しましょう。 2段目までの不思議さが3段目は激しさ→すぐに美しさに変わります。 複雑な音楽ですが自分からあれこれ考え表現するのがシューマンの楽しさです。

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#193 シューマン 森の情景「別れ」(1)

全9曲から成る森の情景から、最後の曲です。第一曲目「森の入口」から森に入って行き花や鳥など自然の情景が描写されますが神秘的な味わいを纏っています。 最後の「別れ」は悲しいだけの別れではなく、帰途に着く安心感が聞こえます。 この曲も少し不思議なイントロから始まり、悲喜混ざった感情が展開します。 イントロのフレーズをレガートに弾く為に指使いを工夫して。右手は上手く歌う為にメロディー以外の伴奏の音をスタッカートで練習します。フレーズ終りをritで。 連打は「森の入口」同様馬車の足音を表します。旋律と独立させ和音は控え目に。 バス音も分離させて長く残し、和音・旋律との良いバランスを作りましょう。 メロディーは連打音、特に2つ目を大切にし滑らかさを意識して歌います。 鍵盤を捏ねる、揉むタッチで。メロディーは重さを載せて伴奏は軽く柔らかく。 伴奏のリズムは123456と唱えながら重くなる所、進む所、自然な動きを確認して。 1段目と2段目では和音が変化するのを良く聴いて音色やタイミングで雰囲気違いを区別します。8-9小節は左右の2:3のリズムが流れて崩れてしまわないよう、かつ詰まらないように柔らかく自然なルバートで弾きましょう。

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  • #196 バッハ=ケンプ編 コラール前奏曲

    バッハの美しいコラールをピアニスト、ケンプがピアノ用に編曲した作品です。 コラールは元は歌や楽器から成るひとつの音楽のジャンルですが、バッハはこれをオルガンのために手直ししました。原曲の歌詞から雰囲気を掴んで下さい。 オルガンの響きをイメージして弾けると良いです。メロディーは歌って、バスを響かせ、内声のハーモニーは小さく、3声を良いバランスで弾くことが大切です。 テンポはゆっくり、ソプラノは歌ってバスはオルガンの響きをイメージします。 3声のバランスを変えながら止まらずループ練習でちょうど良い響きを求めます。 右手は旋律を弾く外側の指は勢いよく、ハーモニーを受け持つ内側は柔らかく。 2声を異なるタッチで弾き分けます。内声の旋律が聴こえたら意識して歌います。 cresc.-dec.も効果的に表します。フレーズ2回目はエコーの様にpで悲しく。 トリルも丁寧にdec.します。小さいトリルは内声の旋律とタイミングずらして。 バスはオルガンの響きを出す為に時にはオクターブ下で弾くことも可能です。 強弱やバランス、タイミングを自由に表現しながら、神様に呼びかける、または祈る気持ちを持って宗教的な香りの豊かな音楽に仕上げましょう。

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  • #195 シューマン 森の情景「別れ」(3)

  • #194 シューマン 森の情景「別れ」(2)

  • #193 シューマン 森の情景「別れ」(1)

  • #192 グリーグ 抒情小曲バラード調(2)