ほとんど毎日雨が降っています。梅雨です! 皆さんのピアノ状態はいかがでしょうか? ピアノは乾燥や湿気に弱い物ですので、少し気を付けたほうがいいです。 温度の変化より、ピアノは特に湿度の変化に弱いです。 空気の湿度が上がるとピアノの響版が膨らみます。 木が膨らむと弦のテンションが上がってピッチも上がります。 逆に湿度が下がると木が縮んでピッチが下がります。 ということ、湿度を安定させますとピアノの調律も安定します。 湿度が急に変わりますとピアノの調律が悪くなります。 湿度が高くても低くてもどちらも良くないですが 乾燥した時のピアノはまだ弾きやすいと思います。 冬は鍵盤のタッチが少し軽くなって・・音がよく伸びます。 やっぱり、蒸し暑いとピアノのタッチが重く感じて、響きも重たいようです。 ピアノに最適の湿度は45%~50%です。 なるべく湿度が35%以下と65%以上にならないように気を付けてください。 ピアノの良い状態を守るためにいくつかのアドバイスがあります: 1.ピアノの中にピアノ用乾燥剤を置くといいです。 アマゾンで買うと2個パックで1750円ぐらいです。とても安くて良く効きます。 普通の環境だと年に1回買い替えると十分だと思います。 そして、乾燥剤を入れてからピアノを開けないと一番効果的です。 ピアノを開けたり閉めたりしますと乾燥剤の効果が悪くなります。 リンク・・・>>> 2.除湿器を大小2台置いています。 5000円ぐらいの小型除湿器を一日中に付けています。 電力は安くて静かで便利です。 大きい除湿器ほど効かないですが、ずっと毎日付けっぱなしでちょうどいいです。 大きい除湿器はよく効きますがずっと付けないです。 夜か朝、2時間ぐらいだけで十分です。(大雨の時にもう少し長く) 湿度を少し下げるのはいいですが、激しい変化はあんまり良くないです。 夜に70%から40%に下げて・・次の朝に湿度が70%に戻るとピアノに悪いです。 夏に湿度をコンスタントに50%~60%をキープ出来るといいです。(冬は30%~35%です) 3.温度計・湿度計を持つと便利です。一日に湿度を2回ぐらいをチェックします。 4.調律は年に2回ぐらいお願いするといいです。 時期は湿度が上がるとき(7月)と下がるとき(1月)がベストです。 気持ちよくピアノを弾くためにピアノの状態とケアはとても大事です。 日本の夏のはピアノにとって大変の時期ですので、ピアノを大切にして下さい!